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鉄板YOKA GRIDDLEとのつき合い方

UPDATE 2018/07/26

YOKA GRIDDLE、ようやく3rdロットまでの出荷が完了しました。大変お待たせいたしました!ユーザーさんが増えてきたこのタイミングで、YOKA GRIDDLEとのつき合い方をまとめてお伝えしたいと思います。これからキャンプ/アウトドアにこの鉄板を持っていくぞ!という方も多いと思いますので、ご一読いただけると、より仲良くお付き合いできると思います。

 

フライパンとは違います

YOKA GRIDDLEはフライパンとは違います。少しフチはついていますが、これは油が流れ出さないためのもので、このフチを頼って、フライパンのように片手で食材を炒めたりするのはちょっとストレスです(炒めものの時は、コテを2枚使うと良いですよ)。そのかわり、分厚いステーキや、鶏肉の塊など、大きいものを焼く時にはその真価をいかんなく発揮します。フチが低いので横からのフライ返しのアプローチがしやすく、また骨付き肉を焼く時などに、骨をはみ出させたりすることもできます。

楽しい鉄板ですが、万能ではありません。でも、その、万能ではないところを突き詰めていくのが楽しいのです(^^)。こんな記事も書きましたので、よろしければ読んでみてください。

 

調理〜お手入れの流れ

まずは通常使用される場合の流れから。

 

①鉄板を取り出し、火にかけながら少量の油とキッチンペーパーでホコリ等を落とす。

②改めて油をひき、調理する。

③調理後、鉄板が冷めてから水もしくはお湯とたわしで汚れを落とす。洗剤は使いません。

④火にかけ、水分を飛ばすとともに、細かい汚れを焼き切る。

この時、鉄板に薄く残った油が炭化することで、じわじわと鉄板は黒くなっていきます。

⑤薄く油を塗り、保存。

油を塗っておくと、単なる錆止め効果だけではなく、次回調理する時の鉄板の「機嫌」が良いです。

 

以上が通常ご使用される場合の流れになります。手っ取り早く黒くしたい!という方はこちらを参考にしてください。

 

油は、多めに

YOKA GRIDDLEは、見てのとおり鉄板です。ハードテンパー加工がかけられており、使っていくうちにさらに黒くなりながら焦げ付きも無くなっていく、とはいえ、テフロン加工のように、油をほとんどに塗らずにするんするんになるわけではありません。油はやはりある程度の分量が必要になってきます。でもこの(テフロン加工の感覚よりは)多めの油と、弱火でじっくり、これが美味しさの秘訣なのです。

 

火は弱火〜中火

「分厚い鉄板は美味しい」という漠然としたイメージってあると思うんですが、それとともに「調理は強火が美味しい」というようなイメージもあると思います。が、この鉄板においては、そのイメージはいったん脇においておいてください。

テフロン加工されたフライパンは材質がアルミの場合が多いです。アルミは火にかけるとすぐに温まりますが、熱が逃げるのも早い。その結果、調理は中火〜強火になっていると思います。一方鉄板は、温まるのは遅めですが、蓄熱性がとても高い。つまり熱が逃げずにどんどん溜まっていくので、弱火〜中火でも十分に熱くなります。ですのでテフロン加工の感覚で強めの火で使用すると、鉄板が熱くなりすぎて、食材を置いた瞬間に焦げてしまう、ということが起こってしまいます。

ちょっとこの感覚に慣れるまでが大変なのですが、慣れると病みつきになります。ずっと極弱火でも分厚い肉が焼けるくらい蓄熱性が高いので、風や気温の影響を受けやすいキャンプ/アウトドア環境でもとても重宝します。

 

時間を、ください

焦げというと、肉が黒くなったイメージがあると思いますが、茶色いイメージもありますよね。そして、茶色い焦げは美味しい、そういうイメージも漠然とありますよね?

実は同じ「焦げ」でもこの黒と茶色は別物なのです。黒いのは、食材が「炭化」したもの。これは苦くて食べられたものではありません。一方茶色は「メイラード反応」という科学反応なんですね。これは加熱の過程で糖とアミノ酸が反応し、様々な香りを生む反応のことなんです。焦げ目がある肉のほうが、無い肉より美味しいですよね?それはこのメイラード反応が関係しています。

気をつけないといけないのは、メイラード反応の起きる温度を超えてしまうと、食材が炭化してしまうということ。いかに炭化させずに、茶色い部分を多く作れるか。それがポイントになります。メイラード反応は155度が一番活発だと言われていますが、低温でもゆっくりですが反応は起きます。また一方で、お肉の温度は、65度が限度で、それ以上は固くなってしまうという事情もあります。熱さなくてもだめ、熱しすぎてもだめ。バランスが大事なんですね。そしてそこをうまくやれる方法が、「鉄板で、弱火でじっくり」なのです。

このためには、時間が必要です。こちらの記事に書いているように、パンの温めだけで15分近くかけています。でもこの、時間をかけて熱を加えていくことで、いろいろなものが美味しく焼けるんです。本当ですよ。ぜひお試しください!

 

以上、YOKA GRIDDLEとのつき合い方をまとめてみました。キャンプに普段遣いに大活躍!そしてマニアックどころか、とんでもない使い方をしても楽しいのがこの鉄板。ぜひ、自分なりの「ヒミツの使い方」を開発してみてください!

 

今すぐ欲しい!な方はこちらからどうぞ。

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