UPDATE 2018/10/02
「分厚い鉄板で焼いたものはうまい」
誰もが疑わないそのフレーズですが、それがどうしてなのか?科学的な研究というのは見かけません。せいぜい遠赤外線が云々、というぼんやりとした情報だけ。
「キャンプで鉄板で焼いたものなんて何でも美味しいでしょ」と言われたら…うーん確かにその通り。でも、家のコンロを使って鉄板で焼いたものを、何も言わずに人に食べさせてもやはり「え?なにこれ美味しい!」という反応が返ってくるのも事実。
そして、いろいろなものをYOKA GRIDDLEで焼いていくうちに、ある傾向があることがわかってきました。
YOKA GRIDDLEが得意なもの。まずは鶏肉です。どんな鶏肉でも、弱火でじーっくり焦げ目がつくまで焼くと、外はカリッと、中はふわっとジューシー。これは絶対に間違いありません。
そして、分厚い豚肉。これも弱火でじっくり焼くと、3センチ以上ある肉でもしっかり火が通って中はふっくら。分厚いステーキや、ローストビーフ用の肉なんかもいい感じに火が通ります。
そしてパン。食パンでも丸型のパンでも、これまた弱火でじっくり焼くことで、できたて以上な感じに仕上がりますよ。コンビニのカレーパンなんかは、驚くほどの美味しさに。
逆に苦手なもの。これは実は1センチくらいの薄いステーキなんですね。一見相性が良さそうなのですが、火が通り過ぎてしまうのか、ミディアムレアな牛ステーキ、というようなものをこれで焼くことができていません(肉が厚ければ出来るのですが)。スキレットでも同様なので、これは鉄板が分厚いせいかも。その証拠に、普通の薄い鉄フライパンのほうがうまく焼けるので。
この、鉄板の厚みによって得手不得手があるというのも面白いところです。
どうなってるのかはわからないですし、ただの妄想ですけど、鉄板を叩くと、厚みや大きさによって音が違うじゃないですか。あれと何か関係がある気がしてなりません。
鉄板を叩いて「ラ」の音がするものは鶏肉が得意。「レ」の音がするものは牛肉が得意、なんてことがあったら面白いですよね。
だれか研究してくれないかなあ。