UPDATE 2018/11/08
YOKAの焚き火台「COOKING FIRE PIT」は直火調理も、道具を使った調理もどちらも同時にこなせてしまうスグレモノ。
そこで今回は、同じ食材を直火と鉄板で料理し、対決させてみました。
鉄板として登場するのはもちろんYOKA GRIDDLE。性能はもちろん、カッティングボードの形をしているので、そのままテーブルに出しても映える鉄板です。
第1ラウンド:イカ
まずは前菜的に、小さめのイカを焼いてみました。
鉄板のほうは油が塗ってあるので、美味しそうな音をたてる分若干有利な気もしますが、食べてみるとそこまの差は感じなかったです。直火のほうのスモーキーさを期待していたのですが、これもそこまでではなかったですね。食材によるのかもしれません。
ということで、第1ラウンドは、引き分け。
第2ラウンド:鶏肉
鶏肉はクミン、パプリカ、塩、コショウ、砂糖で味付け済み。
油断している間にちょっと焦がしてしまいました…が、それは置いとくとして、さすがいつも「鶏肉が得意」と言っているだけあって、鉄板のほうがジューシーで火の通りも良い感じです。まあ、見てのとおり肉が小さくて、直火のほうはものすごく不利だったというのもありますが…
ということで第2ラウンドは、鉄板の勝利!
第3ラウンド:ししゃも
つい先日、ひょんなことから焚き火で焼いてみたらめちゃくちゃ美味しかったししゃも。果たして焼き方で味が変わるのか?
自宅のグリルで焼くと、よく焦げ付いたり、爆発状態にしてしまうのですが、直火のほうはやはりそんな感じ。対して鉄板のほうは、焦げ付きも爆発もなく、まさに旨味を中に閉じ込めた感じに。鉄板なので見慣れない焼き色ではありますが、しかし味は完全に鉄板が上。鶏肉に続いて、鉄板が得意とする食材を見つけた、という感じです。
ということで第3ラウンドも鉄板の勝利!
第4ラウンド:牛肉
最終ラウンドは、メインの牛肉が登場。3センチくらいある分厚いものを選びました。
いい音をたてて焼けていく両者。焦らずじっくり中まで火を通します。
そして、反転すると…
いい焦げ目!そして…あれ?左側、めっちゃ黒い!
イカと違って、全身でスモークを受け止めています。このスモークが、最終的に大きく両者を分けました。牛肉の味の強さとスモークがお互いを高めあって、とんでもなく美味しいものに!塩コショウだけとは思えない味の複雑さを醸し出しています!
ということで第4ラウンドは、直火の圧勝!
ということで4試合、行ってみました。思ったよりも味に違いがでるのが面白かったですね。いや焚き火料理、奥が深いです。
焚き火台はガスコンロと違って火は安定しませんが、火力がパワフルなので、意外とリズミカルに料理が進みます。ホント楽しい!
それぞれの食材にいちばん合った調理法で、例えば直火で肉を焼きつつ、鉄板で鶏肉を焼いて、更にスープを煮込むなんてことが同時にできちゃいます。
みなさんもぜひ、COOKING FIRE PITでいろいろな料理にチャレンジしてみてください!
今回の様子を動画にしてみました。