YOKA<ヨカ> 組み立て式木製アウトドア家具ブランド。アウトドアパーティからブッシュクラフトまで

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YOKAの鉄板を、まずは黒く育てる

UPDATE 2019/08/05

満を持してリリースしたYOKAの鉄板「YOKA GRIDDLE」。分厚い鉄板の機能性とカッティングボードのフォトジェニック感をかけ合わせた最強の「インスタ映えする鉄板」なのですが、でもインスタに載っているのと、ウェブで紹介しているのと色が違う、とお気づきの方もいるはず。

この鉄板、「ハードテンパー加工」というものがなされておりまして、いわゆる初回のシーズニング(鉄板のサビを止め、焦げ付きを軽減する処理)が済んでいる状態で出荷されます。この状態だと、上の写真のように、虹色っぽい、青色っぽい灰色なんですが、使っていくうちに徐々に黒くなっていき、最終的に真っ黒に育ちます。

まんべんなく真っ黒に育った鉄板は、焦げ付きもなく、料理も引き立つのですが、ここに至るまでが…あまりフォトジェニックではありません。

焼く→焦げる→洗っても一部黒い部分が残る→焼く→焦げる→洗っても一部黒い部分が…

という繰り返しで、つまりシミがだんだん重なっていくような感じで黒くなっていくんですね。なので、正直この期間は我慢の期間という感じになってしまいます。

そこで今回は、使う前にひと手間かけてまずは「見た目だけ」黒くシーズニングしてしまおう!という企画です。おそらく他の鉄板にも応用できると思いますので、ご参考に。

注意点ですが、絶対にやけどに注意しましょう!
YOKA GURIDDLEは持ち手がありますが、鉄板を熱しているときにはここは持てません(鍋つかみを使ってもちましょう)。いつもの感覚でひょいっと握ってしまわないように気をつけてください。ちなみに僕はチンチンに熱くなったスキレットの取手を思いっきり握ったことがあります。地獄です。

さて、それでは解説していきましょう。

①届いた鉄板を洗う

ハードテンパー加工がされている、と言いましたが、工業用の油にまみれてもいます。ですので、届いたらまずは「洗剤で」ゴシゴシ洗ってください。一般的に鉄板を育てるためには洗剤で洗わない、というのはあるのですが、最初だけはまずやっちゃいましょう。

洗剤で洗うと、こんなにキレイに。加工上の傷などもあってワイルド感満載ですが、育てていくと目立たなくなります。

②薄く油を塗る

洗った鉄板をよく乾かしたら、あくまで薄く、油を塗ります。
今回は比較のために右側だけ油を塗っています。
スーっと、染み込ませるようなイメージで。

油を塗る時に、前回の焦げや汚れを落とすような気持ちで。油をなるべく薄く塗っても、微小な凹凸は出てきます。それをならすような気持ちでキュッキュッと塗っていきます。

③強火にかける

ガスの強火にかけます。鉄板の上には何も乗せません。煙が出てしばらくしたら、1ラウンド終了。感覚的には、塗った油が焼けてマットになるまで焼きます。すると、油の焦げが出てきます。まずは茶色くなり、まだら感がある状態ですが、回数を重ねるうちに、次第に全体的に黒くなっていきます。

④冷ます

焦らずにまずは一旦冷まします。火を止めてから、次の油をすぐに塗りたくなってしまうんですが、そうするとさっきの予熱で中途半端に温度が上がり、鉄板がベトベトになってしまいます。

冷ました時に、表面が油感のないさらっとした状態になっているのが理想です。もしベタベタしている部分があったらそこだけもう一回焼きましょう。

⑤ ②〜④を繰り返す

触れるぐらいに冷ましたらまた油を薄く塗り、また火にかけていきます。同じ位置ばかりを焼かずに、位置をずらして全体を焼くように心がけましょう。

これで4回目くらい。

5回めくらいになってくると、だんだん方向性がわかってくるのではないでしょうか。そう、その方向です。だいたい10回くらい繰り返すと、イイ感じになります。

茶色い焦げが黒くなるのは、こんなイメージです。油が塗れていない部分は写真のように色が抜けてしまいますので、しっかり隅々まで油を塗りましょう。

ツヤ感とマット感が共存したような、「オトナのツヤ」に到達したら、まずは完成です!

ただし!実はこれ、見せかけだけなんです!

洗ったぐらいでは取れませんが、食材を焼いていると、ものによってはその後洗った時に黒コーティングが取れてしまうことがあります。そしたらめげずに同じ工程で焼きましょう。性能的には問題ないんですが、やっぱ見た目気になりますもんね。

こうやって落ちて、焼いて、また落ちて、焼いて、の繰り返しで、だんだんと強固なコーティングが出来上がっていきます。

最初の写真ですが、どうですかこの艶めかしい色。これぞシーズニング。左側も油を解禁。追いつきました。

取っ手の部分は熱が届かないので、別途特別に焼きます。

使いながらの注意点としては、油をいつも、全体的に(フチの部分にも)塗るようにしましょう。黒くなるのは炭化した油なので、油を塗らないといつまでも灰色のままなのです。

裏側(火のあたる面)も黒くシーズニングしたい場合は、こちらにも油を塗るようにしましょう。

油を厚く塗ればより黒くなる、ということはありません。むしろ厚く塗るとダマになってしまって余計にゴールが遠くなることも。油はあくまで薄く!が鉄則です。

皆さんも素敵な鉄板ライフを!

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