UPDATE 2019/07/26
「料理のしやすさと焚き火の楽しさを両立する」をテーマに設計した焚き火台、COOKING FIRE PIT。そのコンセプトに共感していただける皆様から、おかげさまで大変ご好評いただいております。
![焚き火台で炎が上がる様子](https://yoka.co.jp/contents/wp-content/uploads/2019/07/abda0bdb1ee0d918a43497680abba09f-1024x576.jpg)
特徴はいろいろあるのですが、今回はその中でも「火力の調節」についてお伝えしたいと思います。
COOKING FIRE PITは、底板が横長で平らな形になっています。これは、直火と同じような感じで、自由に薪を動かせるということを目的とした形状なのですが、もう1つ、これによって可能になっていることがあります。それが、「火加減の調節」。
![焚き火台の写真正面](https://yoka.co.jp/contents/wp-content/uploads/2018/09/FOREST-21-2-1024x566.jpg)
COOKING FIRE PITは、調理器具を使ってもグリルの上に直接置いても調理ができるわけですが、グリルに置く場合は、下が熾火(おきび:炎が上がっていない、炭のような状態の薪)であるほうが良いです。というのも、薪の炎が直接食材に当たると、そこだけススがついてしまったり、焦げているところと焼けていないところができてしまったりするのです。
![肉を焼き比べる](https://yoka.co.jp/contents/wp-content/uploads/2018/11/image5-1024x576.jpg)
これはこれで、時に味のスパイスになることも。
大量に焚き火をして熾火を作っておく。これは1つのやりかたですが、炭に比べて薪の燃焼速度は早いので、やはりどこかで薪を補給したくなります。そうなるとまた炎が上がってしまう…
そこで、横長の底板が役に立つとき!
![焚き火と熾火](https://yoka.co.jp/contents/wp-content/uploads/2019/07/P1260820-1024x685.jpg)
例えば左側を「燃やす側」、右側を「熾火側」として分けてしまうんですね。左では炎を出して、鍋や鉄板の調理器具を使う。そこで出来た熾火を、右側に補給しながら右側ではグリルで焼き物をする。
![煮込みと焼き物](https://yoka.co.jp/contents/wp-content/uploads/2019/07/P1260823-1024x685.jpg)
これは、強火弱火の調節にも使えます。鉄板はやはり弱火調理が良いのですが、焚き火自身はそんなことはお構いなし。なので、鉄板の下にある薪をよけてしまいます。
![焚き火台の火加減調節](https://yoka.co.jp/contents/wp-content/uploads/2019/07/P1260683-1024x685.jpg)
このテクニックを使えると、焚き火料理がより美味しくなりますし、なにより焚き火好きとしては火をせっせといじる時間が増えてこれまた楽しい(^^)
ということで、ぜひお試しください!