世に問う。それは「展示会に出してみる」ということ。この頃はまだ直販に力を入れておらず、販売するということはつまり展示会に出し、バイヤーさんに認めてもらい、卸すという流れが主でした。
前述したように、そのころ焚き火台といえば有名メーカーのものばかり。2015年スタートのメーカー3年目。今まで家具だけ作っていたYOKAが作った焚き火台なんて受け入れられるのかと思いつつ、展示会に焚き火台を置いてみることにしました。

左下のほうに遠慮がちに展示しています。
このときはまだテスト中の試作品で、販売予定が決まっていたわけではありません。あくまでバイヤーさんたちの意見を聞いて、感触を伺ってみようという心づもりでした。
そして実際フタを開けてみると、
「この焚き火台はどこのですか?」
「焚き火台がめちゃくちゃかっこいい」
「販売予定はいつですか?」
等々、好意的な意見ばかりをいただける結果に!
機能的にはテストを重ねているので問題ありません。あとは世の中に受け入れられるかという話だったのですが、そこもクリアしそうです。
そしてこの後デザインをブラッシュアップしていき、YOKAの代表的な製品の1つとなる「COOKING FIRE PIT」が生まれたのでした。

この後すぐに焚き火台戦国時代がやってくるのですが、「レーザーカットと板金という単純な技術で折りたたみ式焚き火台を作る」という製品がたくさん世の中に出てきました。そのアイデアの元は、この焚き火台であると自負しています。それまではこの仕組みのものはありませんでしたからね。
その戦国時代に、この焚き火台もたくさん買っていただきまして。次のステップに繋がる大活躍をしてくれたのでした。
