YOKA<ヨカ> ゆったりと時間を味わうための、アウトドアプロダクト

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第17話:工場を見に行こう(3)

皆さん知っていましたか。
秋田から隣の山形には直通の新幹線が無いということを。
そして、ローカル線で直通で行くと4時間かかるということを!

…ということで山形にやってまいりました。なぜ新幹線(仙台経由)を使わなかったかというと、値段は倍以上になるのに、時間は3時間かかるからです。

さて。山形県での目的地は、YOKAパネルシリーズの製造をお願いしている(有)佐藤工芸さん。天童市に向かいます。天童市は将棋のコマ作りで全国的に有名で、人間将棋が行われる土地です。そしてもちろん天童木工さんも有名ですね。

担当のTさんが駅まで迎えに来て下さって(お世話になりますっ!)、いざ佐藤工芸さんへ!

YOKAはNCルーターという機械で切り出しているんですが、今回はそれをメインに見せていただくことに。

NCルーターで使う刃達がずらり。カッコエエ!!

そしてこちらがNCルーター。

巨大です。もう何がどうなっているのやら。

丁度お願いしていたチェアを切り出し実演していただけることに。

回転する刃が、板を削っていきます。猛烈な回転音と排気音。それらの猛烈な力がこの1点のために働いていると思うと、なんだかジーンときちゃうのはぼくだけでしょうか。

そして僕はこれを見ていて思いました。こんなに正確に曲線が削り出せるこのコに、直線ばかり切らせてごめんと。。

じっくりと削り出し、形がみえてきました。

切り出し直後の板。

見てもおわかりのように、切り出して終わりではありません。木口はまだバサバサで、バリがあったりトゲトゲしていたりします。これを最後は職人さんの手で1個1個ヤスリがけし、なめらかな断面に仕上げていきます。そして塗装工程に入り、ようやく完成。いやほんと、頭が下がります…!!

YOKAは職人による1点もの、ではありません。どちらかと言えば量産品と言えるのですが、だからといってスイッチポンでハイ出来上がり、となるわけではありません。機械は使えど、やはり「人の手」で1つ1つ丁寧に仕上げられているんです。今回特にそれを肌で感じることができ、非常に貴重な体験をさせていただきました。

Tさん、佐藤工芸の皆さん、ありがとうございました!!

 

佐藤工芸さんのウェブページはこちら→https://satokogei.jimdo.com/

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STORY

も く じ
  • 第18話:そして販売へ
  • 第17話:工場を見に行こう(3)
  • 第16話:工場を見に行こう(2)
  • 第15話:工場を見に行こう(1)
  • 第14話:針葉樹合板 vs OSB
  • 第13話:ベルト革命
  • 第12話:おもちゃから、道具へ
  • 第11話:YOKAの家具、その始まり
  • 第10話:パイントタンブラー
  • 第9話:ピンズを作ろう
  • 第8話:YOKAのオキテ
  • 第7話:最高の余暇
  • 第6話:工場アタック、スタート
  • 第5話:これは金脈か!?
  • 第4話:かわいいから「かっこいい」へ
  • 第3話:外と内の、見えない壁
  • 第2話:アウトドアブランドをやろう
  • 第1話:はじまりは、ポートランド
  • 第0話:YOKAのストーリー

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