外でクラフトビールを飲むために作った、アルミ製のパイントグラスです。
こだわりは2mmの厚板からできているということ。
「アウトドアっぽい」ものではなく、いわゆるパイントグラスをそのままアルミに置き換えることを目標にしました。
へら絞りの技法により、大坂の職人の手により1つ1つ丁寧に、美しく製造されています。
ストレート形状でありながらフチの部分がなめらかなカーブを描くのは
「へら絞り」という技法によるものです。このやわらかなカーブが飲みくちを良くし、
また表面のつやに微妙な変化をつけ、美しい佇まいを見せるのに一役買っています。
サイズは1PINT(16oz)とmini(7oz)の2種類。
スリーブつきとスリーブ無しがございます。
職人が創りだす、質感
このパイントシリーズは、鍋やフライパン、懐かしのアルミ急須などと同じ「へら絞り」という加工により、1つ1つ丁寧に作られています。
円盤をヘラで型に押し付けていくという工法による微妙なムラやスジがあり、これが独特の優しい質感を醸し出しています。
アルミの醸し出す、味
レストランで整然と並べられたアルミの鍋やフライパン。使い込まれて、傷がついて、でもよく磨いて綺麗にして。それを繰り返すうちに、アルミ製品には新品では決して出せない独特の味が出てきます。
アルミは柔らかい金属ですので、傷はつきもの。でもそれをぜひ、楽しんでいただきたいのです。野外で使っていて落とした時の傷も、「ああこれはあそこにキャンプに行った時のだな」「ああ、このとき夕日が綺麗だったんだよな。落としたけど」なんて記憶とともにぜひ、傷を楽しんでください。
くちびるから感じる旨さ
アルミは熱伝導率が非常に高い物質です。カップは中に入れた液体とほぼ同じ温度になります。つまり氷を入れれば、カップは氷の温度になります。このキンキン感は他のどんな素材でも味わえません。最高です。
口にものを入れる時、一番最初に触れるのは唇。ここでまず冷たさを感じるかどうかで、その飲み物の美味しさも変わってくると思うのです。居酒屋で出てくるジョッキが凍らせてあるととても美味しいですよね。それと同じことが、キンキンに冷えた飲み物を注ぐだけでできてしまうのです。
アルミ製品について
アルミ製品は金属臭や金属質の溶け出しが心配という方もおられるかもしれません。
それを抑えるため、タンブラーにはアルマイト加工がされています。元来アルミは錆びやすい金属で、逆にそのサビで自身への腐食を防ぐ性質があるのですが、アルマイト加工はその層を強制的に分厚く作るという加工法です。塗装とは違い、金属自身の性質によって金属を守っていますので、非常に強力な加工となります。生のアルミに比べると格段に金属臭も抑えられていますが、ゼロではありません。
■素材:アルミニウム
Made in JAPAN■1PINT:サイズ ø83xH135mm
スリーブなし 2200円
スリーブあり 2700円(価格改訂しました)
■MINI:サイズ ø74xH88mm
スリーブなし 1600円
スリーブあり 2100円(価格改訂しました)